宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 7/ 2 08:38 更新 太陽風の速度が上がっています(600km/秒)。コロナホールの影響が及び始めた様です。 担当 篠原 コロナホールによる高速太陽風の領域に地球が入った様です。 ACE衛星の観測によると、1日22時(世界時1日13時)頃から太陽風の速度が緩やかに上昇を始め、 2日7時(1日22時)頃に600km/秒に達しています。 磁場の強度は10nT。昨日から継続しています。 速度が上昇を始めた頃から、南北成分が大きく振れるようになっています。 このため、磁気圏にエネルギーが流れ込むようになり、 オーロラ活動の指標であるAE指数のグラフが500〜1000nTのやや活発な活動を記録しています。 コロナホールの高速風は今日から明日にかけて続くと思われます。 そして、4日には下がり始めるのではないでしょうか。 それまでは、太陽風磁場の南向きに応じて、磁気圏の活動も活発になるでしょう。 太陽面では、5つの黒点群の番号が記されています。 一気ににぎやかになってきました。 まだそれほど活動的ではない様ですが、さらに発達が続くと、 フレアを起こし始めるかもしれません。 今後の変化に注意する必要がありそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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