宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 6/27 18:23 更新 太陽風の速度が下がり、磁気圏は穏やかになっています。明日、CMEによる太陽風の乱れが発生しそうです。 担当 篠原 昨日、再び高速になっていた太陽風は次第に速度を下げ、現在は400km/秒に下がっています。 それに伴って、磁気圏の活動もすっかり低下し、 AE指数では、300nT程度の小規模活動しか観測されていません。 現在は、磁場強度も3nTにまで弱まって、南向き磁場も小さなものしか出なくなっています。 一段と穏やかになりそうです。 明日の午前中くらいに、25日12時半(世界時25日3時半)頃に発生したCMEによる太陽風の乱れが、 地球にやってきそうです。 それほど大きな乱れにはならないと思いますが、 安定した南向き磁場を運んでくると、速度があまり上がらなくても磁気圏の乱れは大きくなります。 注意は必要でしょう。 また、SOHO EIT284カメラの太陽写真の右下に見える、小さめのコロナホールもまた、 地球へ影響を及ぼすタイミングになっています。 両者が重なって、複雑な変化を見せるかもしれません。 SOHO EIT284の写真には、左側にも濃いコロナホールが見えています。 5〜6日ほどすると、こちらの影響もやってきそうです。 太陽は、こちらに見えている面は黒点群も見られず、とても穏やかです。 一方、東側の向こう側の面に、フレアを頻発させて活発に活動している黒点群があるようです。 太陽の端を乗り越えて、活動の様子が見えています。 X線のグラフに見えている、小さな活動はこのためです。 この黒点群がこちら側に回り込んできた時には、どうなっているでしょうか。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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