宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 6/22 17:53 更新 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。セクターの切り替わりが起きています。 担当 篠原 太陽風は速度320km/秒で遅い状態が続いています。 磁気圏の活動も穏やかです。 オーロラの活動を示すAE指数は全く変化が現れていません。 太陽風は明日いっぱい穏やかで、 明後日頃からコロナホールの影響が始まるのではないかと予想していましたが、 ACE衛星のデータを見ていると、 22日10時(世界時22日1時)頃に太陽風磁場のセクター境界を越える変化が起こった様です。 「太陽から地球向き」だった太陽風磁場が「地球から太陽向き」に切り替わりつつあります。 それとともに、磁場強度も5nTから8nTにやや強まっています。 27日前のデータでは、セクターの切り替わりはコロナホールの乱れとともにやってきていました。 今回はどうでしょうか。 この後の、太陽風の変化に注目してください。 太陽面の、779黒点群はいよいよ西に没しつつあります。 780黒点群は太陽の中心に来ていますが、規模にほとんど変化は無く、 X線データの活動度もそれほど変化は見られません。 今後の変化は、小規模のフレア活動が見られる程度でしょう。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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