宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 6/26 13:23 更新 太陽風の速度がもう一段上昇しました(600〜650km/秒)。オーロラがやや活発です。CMEが発生しています。 担当 篠原 昨日のニュース以降、太陽風の速度がもう一段上昇して600〜650km/秒に達しています。 SOHO EIT284の太陽写真ではコロナホールがはっきり見えなかったのですが (地球に影響を及ぼす頃には、その元となるコロナホールは太陽の右半分に移動しています)、 高速風の発生源がこの辺りまで広がっていたようです。 太陽の中心やや下に見える、濃いコロナホールはまだこれから、 明日、明後日ころに地球に影響を及ぼすことになるでしょう。 太陽風磁場は弱いながらも南よりの傾向を示しています。 このため、小規模のオーロラ活動が続いている様です(AE指数)。 太陽面は、ほとんど黒点が見えず、780群もこの写真では分からない状態になっていましたが、 この780黒点群で25日12時半(世界時25日3時半)にC1.3の小さな小規模フレアが発生しました。 フレアとしては小さな現象でしたが、地球に向かってCME(太陽ガスの放出現象)を起こしています。 SOHO LASCO C3カメラが捉えた、CMEの様子を動画で掲載しています。 太陽の真ん中よりで発生したため、きれいに太陽を囲む様にガスが飛び出しています。 このガスのかたまりは、28日の午前中くらいに地球にやって来そうです。 SOHO衛星LASCO C3カメラが観測した、25日に発生したCME(太陽ガスの放出現象)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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