宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 6/ 6 10:00 更新 地球は高速太陽風領域の中に入っています。オーロラ活動もやや活発に続いています。 担当 篠原 太陽風は速度が600〜650km/秒と高速の状態が続いています。 コロナホールによる高速風領域のまっただ中を地球は進んでいる様です。 SOHO EIT284の太陽写真を見ると、コロナホールは太陽のかなり西側(右側)に移動しています (そこから北極側(上側)にのびていますが、この辺りからは地球へ影響を及ぼしません)。 コロナホール全体が太陽の中心と西端の中間点(地球に影響を及ぼすタイミングを見る目安の位置) を越えつつありますので、高速風も後半に入ったと見ていいでしょう。 太陽風の速度は次第に低下していくと思われます。 ただし、ここ数日、太陽ではCMEを伴うフレア活動が続いていましたので、 それらの影響で太陽風に乱れが発生するかもしれません。 太陽面は黒点群が一気に増えて、にぎやかになっています。 5つの黒点群が太陽の赤道付近に分布しています。 GOES衛星のX線動画を見ると、772、773の黒点群と、 東端(左端)の上がりたての黒点群(まだ番号が書かれていません)は、 ふつふつと小さな活動を続けていて、元気さを感じさせます。 今後も、中小規模のフレアを発生させる可能性がありますので、注意してください。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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