宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 5/12 12:08 更新 太陽のフレア活動が活発です。太陽風はやや高速状態で、乱れ気味です。 担当 篠原 太陽でフレアが活発に発生しています。 758,759黒点群が中小規模のフレアを頻繁に起こしています。 11日15時(世界時11日6時)にM1.2の中規模フレアが758黒点群で。 12日2時(世界時11日17時)にC6.9の小規模フレア。 12日4時(世界時11日19時)にM1.1の中規模フレア。 12日8時(世界時11日23時)にC6.0の小規模フレアが758黒点群で。 12日10時(世界時12日1時)にC9.5の小規模フレアが759黒点群で。 など連続して発生しています。 東の端から上ってきた新しい黒点群もややにぎやかな動きを見せています。 758,759黒点群は今後も活発に活動を続ける可能性があり、引き続き注意が必要です。 中規模から、場合によっては大規模フレアを発生させる可能性が指摘されています。 太陽の黒点写真もこのところ多くの黒点でにぎわっています。 太陽風は、活発な乱れが収まったと考えていたのですが、 昨日のニュース以降も、450〜550km/秒程度の速度の変化や、 -5nT前後の南向き磁場が見られるなど、やや乱れた状態が続いています。 このため、オーロラ活動はAE指数で500nTを越える程度の活動が頻発しています。 コロナホールの最後の影響か、活発なフレア活動によるCMEの影響かもしれません。 太陽では活発なフレア活動が続いていますので、太陽風の小規模な乱れが今後も発生することが考えられます。 SOHO EIT284の太陽写真には、小規模ですが南半球側にコロナホールも見えています。 この影響が明日、明後日頃にいくらか見られるかもしれません。 ただし、大きな乱れにはなりません。 放射線帯の高エネルギー電子がやや増加しています。 警戒ライン(10の4乗の線)にはまだ達していませんが、明日、明後日の変化を注視する必要があります。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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