宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 5/ 6 10:07 更新 太陽風は速度も低く(340km/秒)、地球磁気圏は穏やかです。C7.8の小規模フレアが発生しました。 担当 篠原 今朝、6日5時(世界時5日20時)に、756黒点群がC7.8の小規模フレアを発生させました。 一瞬の閃光の様な光り方をしたフレアでした。 GOES衛星のX線グラフでは、このフレアに続いてC1程度の山が残っていますが、 これは太陽の東の縁の向こう側にある活動領域が起こしたフレアを捉えたものです。 また新しい活動的な領域がこちら側に向かってきている様です。 太陽では758黒点群も小刻みな活動を続けており、 今後も中規模フレアに対する注意が必要の様です。 太陽風は速度が340km/秒とすっかり遅くなっています。 磁場強度は5nT前後と普通の強さです。 今日のACE衛星のグラフでは、前半部分に-2nT程度の南向き成分が続いて見えています。 この影響で、AE指数にも微妙なオーロラ活動の変化が見られていますが、 速度が遅いため小さな活動しか見られません。 磁気圏はこのまま穏やかな状態がもう数日続くでしょう。 コロナホールはいよいよ太陽の中心線に達しました。 これから3〜4日後くらいで地球に速度の高い太陽風が当たるようになります。 (カウントダウンが始まるのです) コロナホールの様子から、その後3日間程度磁気圏が活動的になる日が続くと思われます。 放射線帯の高エネルギー電子は警戒ラインをやや越えるレベルが続いています。 ゆっくりと減少しますので、まだしばらく注意が必要なレベルが続きそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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