宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 3/29 12:01 更新 高速太陽風の領域を抜けつつあります(速度500km/秒)。オーロラ活動はとても穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は更に緩やかに低下を続けています。 現在は500km/秒と「やや速い」程度にまで下がっています。 磁場強度も5nTから4nTにやや下がっています。 南北成分を見ると(赤線)、北寄りに偏る傾向が強まっています。 このため、地球の磁気圏へのエネルギーの流れ込みがほとんど無くなっている様で、 オーロラ活動を示すAE指数のグラフには全く変化が見られていません。 太陽風の速度はこのまま更に低下して、静穏レベル(400km/秒程度)へ戻って行くでしょう。 SOHO EIT284の観測が依然停止していますので、コロナホールの最新状況が分かりにくくなっていますが、 27日周期の図を参考にすると、これから4日間程度は穏やかな状態が続きそうです。 その後、4月2日頃から、次のコロナホールの影響が始まると予想されます。 前周期の上の図を見ると、3月6日頃から太陽風が大きく乱れているのが分かります。 放射線帯の高エネルギー電子の密度は、昨日以上の増加は見られていません。 青線が警戒レベルに達している程度で、このまま下がって行く可能性が高そうです。 太陽のフレア活動はとても静かです。 黒点群も745の小さな群が1つ、やや西寄りに見えているだけです。 今後も静かな状態が続きそうです。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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