宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 3/24 11:59 更新 太陽風の速度は300km/秒と遅くなっています。磁気圏は概ね静穏です。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風の速度は更に下がって300km/秒とかなり低速度になっています。 前周期のデータから、小規模のコロナホールの影響が見られるのではないかと予想していましたが、 現時点では速度の上昇は見られず、コロナホールの影響は弱まっている様です。 太陽風磁場のデータを見ると、6時間ほど連続して弱い南向きが続いた時間帯があります。 このためAE指数のグラフで300nT程度の弱いオーロラ活動が見られています。 速度が遅い事もあって、小規模の活動に留まったようです。 現在は太陽風磁場は北向きに変わっており、オーロラ活動は穏やかになっています。 これから2日程度は太陽風の様子見というところでしょう。 元々小規模だったコロナホールの影響が全く消えているのか、多少残っているのか、 それによって太陽風の乱れ具合が変わります。 26日頃からは昨日掲載したGOES衛星X線太陽画像に見えていた、 大きなコロナホールの影響が始まるでしょう。 太陽風の速度が上昇し、オーロラ活動が活発になることが予想されます。 太陽のフレア活動は穏やかです。 更に小さい746黒点群が産まれている様です(最新画像がありません)。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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