宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 3/25 11:12 更新 太陽風磁場が強まっています。速度にも上昇の兆しがあり、コロナホールの影響が始まりそうです。 担当 篠原 24日19時(世界時24日10時)頃から、太陽風の磁場が強まって、15nT近くに上昇しています。 太陽風の速度も、それまでの300km/秒というとても遅い状態から、 400〜450km/秒と通常レベルまでですが上昇しています。 太陽風磁場の強まりは、コロナホールによる高速太陽風領域に入る前に良く見られます。 SOHO衛星の観測が無いため、コロナホールの現状は分かりませんが、 27日周期の図を見て分かる様に、間もなくコロナホールの影響が始まる事は予想されています。 その兆しが見えて来たと考えて良さそうです。 現在の地球磁気圏はとても穏やかです。 AE指数のグラフを見ると、オーロラ活動はほとんど起こっていない様です。 これは、太陽風磁場が北寄りに推移していることが影響しています。 ただし、現在は太陽風磁場が強くなっていますので、一旦南向き成分が現れる様になると、 大きな値になって、磁気圏のオーロラ活動を激しくする可能性があります。 また、今後は速度も上昇すると予想されますので、オーロラ活動はより大規模になる可能性があります。 太陽面では745黒点群がやや勢力を増している様に見えます。 小さなものですが、C1の小規模フレアを起こしました。今後どうなるでしょうか。 基本的にはフレア活動は静穏です。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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