宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 3/26 09:41 更新 コロナホールのため、太陽風が高速になっています(700km/秒)。オーロラ活動が活発になっています。 担当 篠原 磁場強度の強まりに続いて、太陽風速度が緩やかに上昇して高速になっています。 26日2時(世界時25日17時)頃、約700km/秒に達しました。 それ以降、速度の上昇は終わった様で、速度は安定しています。 一方、太陽風の磁場強度は速度の上昇が終わるとともに、15nTから急に弱まり、 5nTに下がっています。 オーロラの活動度を決定する磁場の南北成分は、南北にゆらゆら揺れる様な変化を示しています。 今日掲載している図の前半部では、 速度は遅いが南向き磁場が強いためオーロラ活動が活発になっています。 そして、後半部では南向き磁場の強さは弱まったが速度が上昇したために、 こちらでも(やや弱まったものの)オーロラ活動が活発に見られています。 今後も南北成分の変動が続くと、オーロラ活動も続くでしょう。 27日周期の図を見ると、高速太陽風はこれから5日間程続きそうです。 コロナホールによる高速風領域では、 前半部では太陽風磁場の乱れが起こってオーロラ活動を活発にし、 後半部では磁場の乱れが弱まってオーロラも穏やかになるという傾向があります。 従って、今日、明日あたりはオーロラも活動的に続くのではないでしょうか。 太陽のフレア活動は穏やかです。 いつも掲載している太陽黒点の画像は更新されていませんが、 3つの黒点群の規模に目立った変化はない様です。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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