宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 3/22 13:21 更新 太陽風の乱れは短期間で終わりました。現在は静穏です。一方、明日以降コロナホールの影響が始まります。 担当 篠原 一時、速度が600km/秒にまで上昇した太陽風ですが、 乱れは数時間程度で終わり、現在は350〜400km/秒に下がっています。 その間、太陽風磁場が-10nT近く南を向いた時間帯もあり、 500〜1000nT程度のオーロラ活動がAE指数で観測されています。 結局、目立った磁気圏活動はこの程度で、その後は静穏状態が続いています。 さて、これに続いて、明日以降コロナホールによる本格的な太陽風の乱れが始まりそうです。 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前のデータを参考にすると(27日周期の図は世界時です)、 3月23日(世界時では22日中)に日が変わる頃に太陽風磁場のセクター境界を迎えそうです。 前周期は2月24日(世界時では2月23日中)に発生しています(2列目の青線)。 その後、太陽風磁場の南北成分(赤線)が南北に激しく振動し、2月25日頃から太陽風の速度が上昇しています。 今周期ではこれは3月24日に相当します。 前周期のオーロラ活動はそれほど活発なものではありませんでした。 今周期はどうなるでしょうか。速度が上昇し始める24日以降に注意が必要と思われます。 太陽面では743黒点群がいよいよ没しつつあります。 残るのは、中央付近に744群と、東側(左側)に小さな745群が見えています(まだ番号は書かれていません)。 どちらも規模は小さく、穏やかな状態が続くでしょう。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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