宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 3/18 11:54 更新 太陽風の速度は通常レベルが続いています(400km/秒)。太陽風磁場の変化に伴って、オーロラが活発になる時間帯が見られています。 担当 篠原 今日にかけて、高速太陽風が来る可能性を指摘していましたが、 太陽風速度は400km/秒と通常レベルのまま安定した状態が続いています。 SOHO衛星の映像が無いために詳細は分かりませんが、 コロナホールの規模が小さくなったのだと思われます。 磁場強度は7〜10nTとやや強い状態が続いています。 南北成分(ACEデータの赤線)も南に(マイナス方向に)振れたり、北に(プラス方向に)振れたり、 やや大きな変化を示しています。 この影響で、南向き磁場が現れた時にオーロラ活動がある程度活発になっています。 AE指数のグラフを見ると、前半と、真ん中の2つの時間帯に500nT程度の活動が現れています。 今回、コロナホールの影響が見られませんでしたが、今後も擾乱要因はしばらく無さそうです。 27日周期の図を参考にすると、4日間程度は比較的穏やかな状態が続くと予想されます。 現在、太陽風磁場がある程度の強度を保っており、南向きの変化も現れていますので、 同様の状態が続くとすると、今後もある程度のオーロラ活動が期待できそうです。 磁場強度が下がってくれば、一段と静穏な状態になるでしょう。 そして、3月22,23日頃から次のコロナホールの影響が始まりそうです。 太陽面では、742,743黒点群も西に傾き始め、それに続く黒点も見られません。 X線データを見ても、Cクラスに達する様なフレア活動すら観測されていません。 しばらく穏やかな状態が続くでしょう。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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