宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 3/ 9 12:18 更新 太陽風は高速で(700km/秒)、オーロラ活動も続いています。放射線帯高エネルギー電子密度が増加しています。 担当 篠原 高速太陽風が続いています。 昨日750km/秒に上がった太陽風は、一時、800km/秒ととても高速な状態に達しました。 その後、やや速度を下げて、現在は700km/秒付近で変化しています。 太陽風磁場も強度は5nTと通常レベルですが、南向き成分が頻繁に現れています。 南向き磁場の大きさそのものはそれほど大きくありませんが(-3nT程度)、 速度が高速ですのでオーロラ活動を活発に発生させています。 オーロラの活動度を示しているAE指数のグラフを見ると、 500〜1000nT規模の活動が連続的に観測されています。 激しい活動ではありませんが、活発にオーロラが続いている様です。 地球は高速太陽風領域のまっただ中にいます。 高速風は今日を含めて3日ほど続きそうです。 前周期の変化を参考にすると、太陽風磁場はこれから次第に弱まって行きそうです。 南向き磁場の強度も弱まる事になるので、オーロラ活動は穏やかになっていくでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子の密度が一層増加しています。 GOES10,12の両衛星で警戒レベルに達しています。 今後、1週間近く警戒状態が続く可能性もあります。 太陽では、小さいながらも黒点群が増えて来ています。 ここに見えている黒点群の活動は穏やかですが、 東側に上りつつある群が久しぶりにCクラスの小規模フレアを起こした様です。 やがて姿を見せるでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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