宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 3/ 2 10:43 更新 コロナホールの影響が続いています。太陽風速度は620km/秒で、オーロラもやや活発です。 担当 篠原 コロナホールによる高速の太陽風が続いています。 太陽面における、太陽風の吹き出し口の場所が変化しているらしく、 前周期と比べると速度変化の様子が変わっています。 前周期(1月29日〜2月4日)では、期間の前半により高速な太陽風が来ていましたが、 今周期(2月25日〜)はむしろ後半の方が速く、最も高速の部分が3月1日にまで遅くなっています。 この様子では、もう2〜3日程度高速風が続きそうです。 太陽風磁場は強度は5nTのままです。 ほんのわずかですが、次第に弱まる傾向が見られています。 南北成分を見ると(ACEデータの赤線)、南を向く(マイナスを向く)変化が度々現れています。 この時に、オーロラ活動が活発になっています。 AE指数のグラフでは、500〜1000nT規模の活動が2度ほど観測されています。 今後も同程度のオーロラ活動が見られると思われます。 太陽風の速度が下がると活動レベルも下がり、穏やかになっていくでしょう。 SOHO EIT284カメラの太陽画像で、次のコロナホールの姿が見えて来ました。 写真の左上に、黒く丸い穴が開いている様にコロナホールが見えています。 ここから吹き出している高速の太陽風が、今後地球へ影響を及ぼすと予想されます。 前周期の変化を参考にすると、3月6日(図は世界時)の夜くらいに影響が始まりそうです。 太陽面では黒点がほとんど見えない状態が続いています。 掲載している写真では見えませんが、739黒点群が中心付近にあるそうです。 活動的な領域がほとんど無いため、フレア活動は非常に穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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