宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 3/ 1 10:51 更新 高速太陽風が続いています(600km/秒)。オーロラ活動もやや活発に続いています。 担当 篠原 コロナホールによる高速の太陽風が続いています。 速度は昨日から緩やかな上昇が見られ、600km/秒に上がっています。 太陽風磁場は強度が5nT程度に下がって来ました。 南向きの成分も時々現れており、オーロラ活動を刺激しています。 AE指数のグラフを見ると、500nTを越える程度の活動が数度に渡って観測されています。 高速太陽風はもう2日ほど続き、その後緩やかに速度が下がって行くでしょう。 それまでは、太陽風磁場が南を向いた時に、オーロラがやや活発になるでしょう。 磁場強度が弱まって来ていますので、大規模な活動は起こりにくくなっています。 太陽風が一旦静穏に戻った後、 3月6日頃から次のコロナホールによって擾乱が始まる可能性があります。 もう2日ほど経つと、SOHO EIT284の太陽画像で詳しい状況が分かると思います。 高速太陽風の後に放射線帯の高エネルギー電子が増加することがよくありますが、 現在は目立った増加は見られておらず、静穏な状態です。 太陽面写真では黒点が見えない状態になっています。 他の資料によると、739番という小さな黒点群が中心付近にある様です。 フレア(太陽爆発)活動は大変穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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