宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 2/26 10:06 更新 太陽風の速度が上昇しています(550km/秒)。オーロラも活発になっています 担当 篠原 25日16時(世界時25日7時)頃から太陽風の速度が上昇し、550km/秒になっています。 太陽風磁場は強度10nTで、南北成分が頻繁に振動する状態が続いていました。 太陽風の速度が高まった事もあり、オーロラが活発になりました。 AE指数で、500〜1000nT規模の活動が度々起こっています。 太陽風の速度が高まった後から、磁場強度が弱まり始めています。 現在は5nTにまで弱まり、南北の振れも少なくなっています。 コロナホールの様子から(SOHO EIT284カメラの太陽画像をご覧下さい)、 高速風はこれから3日程度続きそうです。 その間はオーロラ活動が活発になる可能性があります。 太陽風磁場の南北成分(ACEデータの赤線)の変化に注目して下さい。 南寄り(マイナス成分)の変化が現れると、オーロラが活発になります。 南向き成分が見られなくなると、高速風でもオーロラ活動は起こりません。 現在の状況は南向きが弱まっているため、オーロラ活動は静かになりつつあります。 前周期の変化を参考にすると、もう2日ほどは南向きが現れて、 オーロラを活発にする可能性があります。 太陽のフレア(太陽爆発)活動は非常に静かです。 太陽画像でも、極小さな黒点が1個見える程度です。 このまま静かな状態が続くでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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