宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 2/18 11:14 更新 コロナホールの影響で太陽風が乱れています。磁気嵐状態になっている様です。 担当 篠原 18日7時(世界時17日22時)頃から、太陽風に乱れが発生しています。 磁場強度が急激に強まって、20nTを越えるほどになりました。 しかも、非常に強く南を向いていて、-20nTに達する大きな変化を示しています。 速度には大きな変化はなく、400km/秒から450km/秒にやや強まった程度です。 激しい南向き磁場の影響で磁気圏にエネルギーが流れ込み、磁気嵐状態になっています。 沖縄の磁場変化を見ると、静穏レベル(青の横線)から一気に-80nTも変化しています。 このグラフは、磁場強度が下がるほど磁気嵐が発達している事を示しています。 オーロラ活動を示すAE指数のグラフでは、最新の部分で1000nTに達する変化を観測しています。 ACE衛星のデータを見ると、太陽風磁場は現在も15nT程度の強さを保っていますが、 オーロラ活動に重要な南北成分は、南向きから北向きに反転しつつあるようです。 このまま北を向くと、磁気圏の乱れはここまでで収まるでしょう。 再び、南向きに転じると、更に大きな擾乱に発達する可能性があります。 しばらく太陽風の変化に注目してください。 速度には大きな変化は発生していませんが、コロナホールの規模から考えて、 今後2日程度注意が必要でしょう。 太陽面では735黒点群が現在も大きな姿を見せています。 昨日から規模は保っており、引き続き中規模フレアへの注意が必要でしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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