宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2005/ 2/13 08:59 更新 太陽風の速度はほぼ静穏レベルに戻りました。オーロラ活動も穏やかです。 担当 篠原 地球はコロナホールの高速太陽風領域から抜け出しました。 太陽風の速度は低下して、450km/秒とほぼ通常レベルに戻りました。 磁場強度は3nTに弱まったままです。 太陽風が穏やかになるとともに、オーロラ活動も低下しています。 AE指数のグラフを見ると、ほとんど変化が見られず、 すっかり静穏になっています。 これから、今日、明日にかけて、細長いコロナホールとセクター境界の影響で、 太陽風に小規模の乱れが発生するかもしれません。 その場合は、再びオーロラがやや活動的になる可能性があります。 もし、太陽風に目立った乱れが発生しなかった場合は、 このまま5日程度穏やかな状態が続きそうです。 放射線帯の高エネルギー電子はわずかに低下して、GOES12は警戒ラインを割りました。 GOES10はまだ10の4乗の線を越えたままです。 もう1〜2日でこちらも警戒ラインから下がるでしょう。 太陽のフレア(太陽爆発)活動は穏やかなままです。 黒点群は目立っていますが、活動度は低いものばかりです。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|