宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 2/ 7 13:02 更新 太陽風の磁場が強まっています。磁気圏もやや活動的になっています。今後、速度の上昇が始まるでしょう。 担当 篠原 コロナホールの影響が見られ始めています。 ACE衛星の太陽風観測によると、太陽風の磁場強度が強まって10nTを越えています。 速度の変化はまだ見られていません。 コロナホールによる高速太陽風が発生する前に、磁場強度の強まりが観測される事がよくあります。 27日周期の図を参考にご覧下さい。 前周期の変化(1月11日以降)でも、太陽風の速度(緑色線)が上昇し始める直前に、 磁場強度(3列目の青線)の強まりが発生しています。 今周期も同様の変化が見られている様子です。 これから太陽風速度の上昇が始まると予想されます。 磁場強度が強まった上に、南向き成分(ACEデータの赤線のマイナス成分)が強く見られているため、 磁気圏のオーロラがやや活動的になっています。 速度が低いため、AE指数で300nT程度の小さな活動になっていますが、 今後速度が上昇すると、より強い活動が起こり易くなります。 これから速度の変化と共に注意が必要でしょう。 先月活発なフレア(太陽爆発)活動を起こしていた720黒点群は、 732黒点群という新しい番号が振られた様です。 黒点写真ではまだ番号付けはされていませんが、 太陽の左端のやや上寄りに小さな黒点群として見えています。 すっかり規模が小さくなってしまった様です。 Cクラスの小規模フレアを起こし続ける程度でしょう。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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