宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 2/ 2 13:06 更新 太陽風の速度は緩やかに低下して、静穏レベルに近づいています(450km/秒)。オーロラ活動も概ね穏やかです。 担当 篠原 太陽風は速度を緩やかに低下させています。 現在、450km/秒まで下がり、静穏レベルに戻りつつあります。 磁場強度は7nT程度とやや強い状態が続いていますが、 オーロラ活動に重要な南向きの成分(ACEの赤線のマイナス成分)はほとんど見られなくなっています。 このため、オーロラ活動はかなり穏やかになっています。 AE指数のグラフでは500nT以下の小規模な活動が2度ほど見られていますが、 ほとんどの時間は静穏な状態です。 コロナホールが去った事で、これからしばらく穏やかな状態が続くでしょう。 SOHO EIT284の太陽画像では、大きなコロナホールは見られません。 以前のデータを参考にすると、2月7日頃まで穏やかな状態が続き、 その後、次のコロナホールによって高速の太陽風が地球に当たることになりそうです。 昨日警戒を呼びかけていましたが、 放射線帯の高エネルギー電子の大きな増加は起こりませんでした。 警戒レベルよりも下のところで安定しています。 太陽フレアも静かな状態が続いています。 黒点も小さなものが見られるだけです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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