宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 2/ 6 11:06 更新 太陽風の速度が遅く、磁気圏は穏やかです。明後日頃から高速風が来るでしょう。 担当 篠原 太陽風の速度は一段と低下して、360km/秒まで下がっています。 オーロラ活動も非常に穏やかで、AE指数ではほとんど変化が見られません。 この静かな状態は明日いっぱい続きそうです。 SOHO EIT284カメラの太陽画像をご覧下さい。 太陽面の上部にコロナホールと呼ばれる、暗い穴の様な領域が見えます。 ここは、太陽の磁場が宇宙空間に広がっている部分で、 ここから高速の太陽風が吹き出しています。 この風が明後日頃から地球に当たる様になりそうです。 27日周期の図を参考にすると、 このコロナホールは前周期は1月12日から地球に影響を及ぼしていました。 速度の上昇(最大700km/秒でした)と磁場強度の強まりが発生し、 オーロラ活動が活発になりました。 同様の変化が明後日の8日頃から始まるでしょう。 太陽のフレア活動は、現在は穏やかです。 先月激しい活動を起こした720黒点群は、まだこちら側には来ていません。 しかし、GOES衛星のX線画像を見ると、 太陽の縁の向こう側で活発に活動している様子が既に見えています。 この活動は、X線のグラフでもCクラスに届かない規模の変化として観測されています。 明日以降、本格的にこの黒点群が地球から見える様になるでしょう。 今周期はどの程度の活動が見られるのか注目です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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