宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 1/26 13:08 更新 太陽風の速度が静穏レベルに戻りました。放射線帯電子は現在も高レベルです。 担当 篠原 太陽風の速度は引き続き緩やかに低下を続け、400km/秒と静穏レベルまで下がりました。 磁場強度も弱まり、2〜3nTに下がっています。 このためオーロラ活動もすっかり穏やかになっています。 AE指数のグラフを見ると、小さな変動が見られているだけです。 この変動は、太陽風の磁場が弱いながらも南向き成分(ACEの赤線がマイナスになる)を 持っているためと思われます。 太陽風はあと2日ほど穏やかな状態が続くでしょう。 その後、コロナホールの影響で速度が再び高くなり、 オーロラ活動が活発になると予想されます。 SOHO EIT284の太陽画像をご覧下さい。 太陽の中心から左側にかけて、黒くコロナホールが広がっているのが良く分かります。 27日前の前周期の写真を並べています。 比較すると、前周期以上に勢力が強まっているように見えます。 27日周期の図を参考にすると、前周期は速度は最高で800km/秒近くにまで上がり、 高速風は5日間程度続きました。 特に初めの3日ほどは太陽風磁場も大きく乱れ、オーロラ活動を活発にしています。 今周期はどうなるでしょうか。 擾乱は明後日の28日か29日頃から始まると予想されます。 放射線帯の高エネルギー電子は現在も高いレベルを保っています。 衛星の運用では引き続き注意が必要でしょう。 太陽のフレア活動は穏やかです。 黒点群は小さなものばかりです。 727群が小規模フレアを起こす可能性があるとのことです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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