宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 1/24 10:13 更新 コロナホールによる高速太陽風が続いています(600km/秒)。放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。 担当 篠原 720黒点群は太陽の西の端から没して行きました。 今日の太陽画像では、既にその姿を見る事はできません。 現在の太陽面には3つの群の番号が付けられています。 いずれも活動は穏やかです。 X線のグラフにある最後の2つのフレアも、没した720黒点群で発生したものです。 ずっと高いレベルが続いていた太陽放射線ですが、一連の活動も終わり、 1PFUレベルにまで下がっています。 もう一桁下がって、0.1PFUになれば通常のレベルです。 太陽風は、CMEの影響に続いてコロナホールの高速風領域に入った様です。 現在は600km/秒です。 太陽風磁場は強度が4nT、南北に小さく振動するような変化を見せています。 このため、オーロラ活動は500nT程度の小規模な活動が度々現れています。 高速風はもう1〜2日程続きそうです。 磁場強度が下がっていますので、小規模なオーロラ活動が見られる程度でしょう。 一方、放射線帯の高エネルギー電子の密度が急増しています。 GOES 10, 12の両衛星で警戒ラインの10の4乗を越えています。 このレベルを越えると、衛星の運用では注意が必要と言われています。 高密度状態は数日に渡って続くと予想されます。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽放射線データ (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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