宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2005/ 1/11 09:03 太陽風は通常レベルで、磁気圏は概ね穏やかです。明日からコロナホールの影響が始まるでしょう。
2005/ 1/12 15:26 太陽風の速度が上昇しています(580km/秒)。コロナホールの影響が始まりました。オーロラも活発になっています
2005/ 1/13 10:24 高速太陽風が続いています(700km/秒)。オーロラ活動もやや活発に続いています。
2005/ 1/14 11:44 高速風が続いています。オーロラもやや活発です。720黒点群が大きく発達しています。
2005/ 1/15 11:45 X1.3の大規模フレアが発生しました。太陽風は南向き磁場が強まって、オーロラが活発になっています。
最新のニュース

2005/ 1/16 13:49 更新
X2.6の大規模フレアが発生しています。full halo CMEも観測されており、明日以降、磁気嵐発生の可能性があります。

担当 篠原

太陽のフレア(太陽爆発)活動がとても活発になっています。
今日、16日7時半(世界時15日22時半)にX2.6の大規模フレアが発生しました。
また、15日13時(世界時15日4時)にM8.4、15日15時(世界時15日6時)にM8.6の大きな中規模フレアが、
その他にも昨日以降中・小規模のフレアが多数発生しています。
720黒点群は規模がとても大きく、今後も警戒が必要です。
720黒点群の発達の様子を動画にしました。ご覧下さい。

これらのフレアの中でも、15日15時(世界時15日6時)のM8.6フレア、
16日7時半(世界時15日22時半)のX2.6フレアによってCME(太陽ガスの放出現象)が観測されています。
これらのCMEは、full halo CMEと呼ばれるもので、
地球方向にガスが放出されたため、白いガスが太陽全体を取り囲む様に広がって行きます。
今回の2つのCMEはガスの色も濃く、太陽の中心付近で発生している事から、
地球に影響を及ぼすのは確実でしょう。
明日、17日の朝から午後にかけて1回目の衝撃波が、
続いて、17日の深夜から18日の午前中にかけて2回目の衝撃波が地球に到来するでしょう。
太陽風の速度が急激に上昇し、オーロラの活動を活発にしたり、磁気嵐を引き起こします。
太陽風磁場の強さと方向に注意して下さい。
大きく南を向くと、オーロラが非常に活発になり、磁気嵐も大きく発達するでしょう。

また、活発なフレア活動に伴って、太陽からの高エネルギープロトンが増加しています。
GOES 11の太陽放射線のデータを見ると、現在30PFUに達しています。

太陽風は速度が下がり、オーロラ活動も穏やかになっています。
再び上昇していた太陽風の速度は、650km/秒を最大にその後低下し、
現在は500km/秒とやや速い程度に下がっています。
磁場強度も弱まって4nT前後です。

AE指数を見ると、太陽風の速度が上がっていた間、500nT前後の比較的小規模な活動が続いていましたが、
現在は活動は弱まっています。
明日の衝撃波の到来まで、このまま静穏な状態が続きそうです。

27日周期の図をご覧下さい。
前周期とやや変わって、1月15日のところに小さな速度の山ができているのが分かります。

これから予想される、宇宙天気の激しい変化に注意して下さい。



SOHO MDIカメラが捉えた720太陽黒点群の発達の様子。1月10日〜16日/
(c) ESA & NASA


SOHO LASCO C3カメラが捉えた、CME(太陽ガスの放出現象)。1月15日13:18〜16日00:42(世界時1月15日04:18〜15日15:42)。
(c) ESA & NASA


SOHO LASCO C3カメラが捉えた、CME(太陽ガスの放出現象)。1月16日06:18〜16日11:42(世界時1月15日21:18〜16日02:42)。
(c) ESA & NASA


SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽放射線データ
(c) NOAA/SEC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版)
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT


この情報ページについて、コメント、要望などがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。