宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 1/14 11:44 更新 高速風が続いています。オーロラもやや活発です。720黒点群が大きく発達しています。 担当 篠原 コロナホールによる高速の太陽風が続いています。 変化としてはやや下がる気配を見せていますが、依然650〜700km/秒ととても高速です。 磁場強度は4nT。南北成分(ACEデータの赤線)が小刻みに南北に振れています。 このため、オーロラはAE指数で500nT前後の活動が続いており、やや活発な状態です。 高速風はピークを越え、これから緩やかに低下して行くと思われます。 27日周期の図を参考にすると、明日の15日いっぱいくらいで静穏レベルに戻りそうです。 磁場の南北変動が続く間は、オーロラも現状程度の活動が続くでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子の密度が急増しています。 青線のGOES10は、警戒レベルの10の4乗の線に達しています。 今後も上昇して、更に高いレベルに上がりそうです。 衛星の運用では注意が必要になるでしょう。 太陽面では720黒点群が更に大きく成長しています。 今後、Xクラスの大規模フレアを起こす可能性もあるとのことです。 GOESのX線データを見ると、Cクラスの小規模フレアが頻繁に観測されていますが、 これらは718群の周辺で発生しているものです。こらちの群にも注意が必要です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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