宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2005/ 1/12 15:26 更新 太陽風の速度が上昇しています(580km/秒)。コロナホールの影響が始まりました。オーロラも活発になっています 担当 篠原 コロナホールの影響で太陽風の速度が上昇しています。 12日11時(世界時12日2時)頃までは450km/秒と通常レベルでしたが、 この頃から上昇を始め、現在580km/秒まで上がっています。 太陽風速度の上昇に先立つ様に、磁場強度が15nTに強まっていました。 現在は更に強まって、20nTに達しています。 太陽風の乱れによって、オーロラ活動も活発になっています。 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフでは、 速度上昇の少し前から500〜1000nTの活発な変化が観測されています。 今後もオーロラの活発な活動が続きそうです。 特に現在は磁場強度が強まっているため、南向きに強く向いた場合に、 オーロラが激しくなる可能性があります。 27日周期の図を見ると、高速風は前周期とほぼ同時期に開始しています。 ただし、速度の上昇はより速くなっており、どこまで上昇するか注目されます。 高速風は3〜4日続きそうです。 14日には山を越え、15日頃に穏やかになっていくでしょう。 太陽黒点は規模に大きな変化は見られません。 Cクラスにやっと達する程度の小さなフレアを718群が時々起こしています。 今後もこの程度の小規模な活動に留まるでしょう。 黒点群としては、新しく720群が東から上って来ました。こちらも小規模黒点群です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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