宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/12/26 09:25 更新 コロナホールのため、太陽風の速度が上昇しています(500km/秒)。オーロラはあまり活発ではありません。 担当 篠原 25日20時(世界時25日11時)から太陽風の速度が上昇を始めました。 27日周期の図で予想されていた、コロナホールの影響です。 磁場強度は10nTと強まった状態が続いています。 また、速度の上昇に先立って、 太陽風磁場の方向の切り替わり(セクター境界越え)が見られました。 ACEデータの図では、水色線が90度から330度へ切り替わっているのがこれに相当します。 太陽風の磁場は北寄り傾向で変化しています。 このため、オーロラ活動はあまり活発にはなっていません。 AE指数を見ると、500nT以下の活動が数度観測されている程度です。 27日周期の図を見ると、太陽風の変化が約半日早まっている様です。 現在、高速風は500km/秒で一旦安定していますが、前周期の変化を参考にすると、 これから半日程この状態が続き、今夜もう一段上昇する可能性があります。 前周期は650km/秒まで上がっています。 高速太陽風は29日には下がりそうです。 また、昨日詳しくお知らせしましたが、 今日の午後以降にCMEの影響で太陽風に別の乱れが重なって見られるかもしれません。 太陽のフレア活動は低調です。 713黒点群は規模も縮小傾向にある様です。 このまま穏やかな状態が続くでしょう。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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