宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/12/18 11:59 更新 高速太陽風が続いています(620km/秒)。オーロラも活発に続いています。高速風はもう2日程度続きそうです。 担当 篠原 コロナホールによる太陽風の高速状態が継続しています。 速度は620〜650km/秒でほとんど安定しています。 磁場強度は10nTから緩やかに下がり、5nTになりました。 このことから、高速太陽風のピークは越えた様です。 オーロラ活動は、強いものではありませんが、 AE指数で500nT前後の活動が連続的に観測されています。 27日周期の図を参考にすると、11月20〜22日の太陽風速度(緑色線)の上昇に対応する様に、 12月17日の速度上昇が観測されていることが分かります。 このグラフの様子から、高速太陽風はもう2日程度、12月20日くらいまで続きそうです。 ACEデータの最新部分を見ると、磁場が南寄りに(赤線がマイナスに)強まっています。 これからオーロラが一段と活発化するかもしれません。 高速風が続いている間は、太陽風磁場の南向きに注意して下さい。 太陽は目立ったフレア活動もなく、穏やかです。 東側(左側)から新しい黒点群が上って来ています(712、713群と名前がついています)。 大きな活動領域ではなさそうですが、しばらく注意が必要でしょう。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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