宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/12/17 09:53 更新 コロナホールの影響で太陽風の速度が高速になっています(600km/秒)。オーロラ活動が活発です。 担当 篠原 コロナホールの影響で、高速太陽風が地球に当たっています。 ACE衛星の観測によると、400km/秒と通常レベルだった太陽風の速度は、 16日14時(世界時16日5時)ころから緩やかに上昇を始め、 現在は550〜600km/秒とかなり高速になっています。 太陽風の磁場強度は10nTに強まったままです。 速度の上昇後は南寄りの成分が弱いながらもあり、オーロラ活動をある程度活発にした様です。 AE指数では500nT強の変化が見えています。 (昨夜はアラスカライブカメラでもオーロラが見られました。) ACEの最新データを見ると、磁場の南北成分(赤線)が南寄りに大きく振れ始めており、 今後オーロラ活動が強まる可能性があります。 27日周期の図を見ると、コロナホールの影響が1日早まって地球に届いた様です。 これから2〜3日程度太陽風は高速状態が続くでしょう。 太陽面では710黒点群が再び姿を現しています。 フレア(太陽爆発)活動は穏やかです。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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