宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/12/14 12:01 更新 太陽風の磁場強度は強い状態です。北向きのため、オーロラ活動は収まっています。 担当 篠原 太陽風磁場の強度は現在も強い状態が続いています。 昨日15nTにまで強まっていた磁場強度は、次第に下がってきましたが、現在も9nT程度あります。 磁気圏擾乱に繋がる、磁場の南北成分(ACEデータの赤線)は、 昨日のニュース以降は北寄りに切り替わりました。 このためオーロラ活動は低下し、AE指数も静穏になっています。 一方、沖縄の磁場データを見ると、 13日14時(世界時13日5時)頃に、地上磁場強度が静穏レベル(青い横線)から約-60nT下がっています。 強い南向き磁場の影響で、弱い磁気嵐状態になっていた様です。 太陽風の最新データを見ると、磁場の南北成分が、 北寄りから次第に下がって南寄りに変わりつつある様に見えます。 この後、本格的に南向きに切り替わるかもしれません。 速度が下がっているため大規模にはなりませんが、オーロラ活動が活発になる可能性があります。 もうしばらく太陽風への注意が必要です。 SOHO衛星のEIT284カメラがメンテナンス中のため、最新画像がありません。 過去のデータを参考にすると、これから2日程度は静穏な状態が続きそうです。 その後、コロナホールの影響が始まると予想されます。 太陽のフレア(太陽爆発)活動は穏やかです。 黒点も西に没しつつある711群しか見られません。 GOES衛星のX線レベルも、Aクラスに下がりつつあります。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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