宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/12/13 11:06 更新 高速風の影響は終わりましたが、太陽風磁場が大変強く南を向いています。 担当 篠原 太陽風の磁場が大きく南を向きました。 13日7時(世界時12日22時)に太陽風の磁場が急に南向きに変わり、 -15nTに達する強い南向きが観測されました。 現在は-5nT程度まで弱まって来ましたが、既に4時間に渡って強い南向きが続いています。 この影響で、オーロラが活発化していると考えられます。 高速だった太陽風の速度は既に400km/秒に下がっていますので、大きな乱れにはなりませんが、 弱い磁気嵐状態には発達するかもしれません。 沖縄の磁場データを見ると、50nT程度の急な磁場減少が観測されています。 南向き成分は緩やかに弱まっていますので、擾乱は比較的短期間のうちに治まって行くでしょう。 また、昨日は太陽風の速度は500km/秒から低下を続けていましたが、 太陽風磁場が南向きをとる時間帯が長かったために、オーロラ活動がかなり活発になっていました。 AE指数のグラフを見ると、1000nTを越える激しい変動が幾度も観測されています。 極域ではかなり激しいオーロラを見る事ができたのではないでしょうか。 太陽のフレア(太陽爆発)活動は穏やかです。 目立った黒点も無く、静かな太陽写真になっています。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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