宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/12/12 11:41 更新 衝撃波が地球に届きました。オーロラ活動がかなり活発になっています。 担当 篠原 ACE衛星の太陽風観測によると、11日22時(世界時11日13時)に衝撃波が到来しました。 太陽風の速度が450km/秒から500km/秒に(後に600km/秒まで上昇しました)、 磁場強度は5nTから10nTに強まりました。 そして、衝撃波到来後の太陽風磁場は南寄りの傾向を続けています。 このためにオーロラ活動が活発になっています。 AE指数のグラフを見ると、500〜1000nT規模の活発なオーロラが連続的に発生しています。 現在、衝撃波の到来から10時間が経過していますが、 太陽風速度は500km/秒と依然やや高速、磁場強度は8nT、南向き成分は-5nTとなっています。 このため、引き続き活発なオーロラ活動が続きそうです。 (アラスカのオーロラライブカメラでお楽しみください) 一方、沖縄の磁場変化を見ると、地上磁場強度の目立った低下は見られていません。 今回の擾乱は、磁気嵐の発達には至っていない様です。 これから半日〜1日程度で高速風は終息して行くと思われます。 その後は太陽風速度も下がり、磁気圏活動も穏やかになるでしょう。 太陽では目立ったフレア活動は観測されておらず、穏やかです。 黒点群も小規模なものばかりで、静穏な状態が続くでしょう。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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