宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
コロナホール (NICT)
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太陽風 7日 (ACE)
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衛星電子 (GOES)
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沖縄磁場変動 (NICT)
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2004/12/ 3 13:01 太陽風の速度は低下しており、磁気圏は静穏です。続いて、新しい擾乱が始まりそうです。
2004/12/ 4 10:32 太陽風は通常レベルで、磁気圏は穏やかです。明日以降の擾乱が予想されます。
2004/12/ 5 12:36 太陽風は低速で、磁気圏はたいへん穏やかです。これから太陽風の乱れが始まります。
2004/12/ 6 10:06 太陽風の磁場強度は次第に弱まっています。北向きから変化しなかったため、磁気圏はほとんど乱れませんでした。
2004/12/ 7 12:41 コロナホールの影響で太陽風の速度が上昇しています。オーロラ活動が活発です。
最新のニュース

2004/12/ 8 10:09 更新
高速太陽風が続いています(500km/秒)。オーロラ活動が活発に続いています。

担当 篠原

地球は、コロナホールによる高速風帯にどっぷりと浸かっているようです。
昨日のニュース以降、太陽風速度は500km/秒前後で安定して高速状態が続いています。
磁場強度は5〜6nT程度と通常の強さですが、
ACEデータの赤線を見ると、南寄り(マイナス方向)の傾向が連続的に現れています。
このため、磁気圏へのエネルギーの流れ込みが強まって、オーロラ活動を頻繁に起こしています。
AE指数のグラフを見ると、度々500nTを越える様な変化が観測されています。
オーロラ爆発が極域の空を何度も彩っていた様です。

昨日も書きましたが、SOHO EIT284の太陽画像で見えていたコロナホールの形状を考えると、
この高速風はもう数日続く可能性があります。
今日の太陽画像でも、太陽の中心から右寄りに進んだ場所に、コロナホールの一部が見えています。
しばらく注意が必要でしょう。

一方、GOES衛星の観測によると、放射線帯の高エネルギー電子の密度が急増しています。
GOES10(青線)は、既に警戒ラインの10の4乗の線に達しています。
引き続いて、GOES12(赤線)も警戒ラインに達する恐れがあります。
高エネルギー電子がこの密度を越えると、衛星の運用で障害が発生しやすくなると言われています。

太陽面では、黒点は708群が小さく見えている程度で、709群は番号しか判別できません。
X線のデータを見ると、背景レベルさえもだいぶ下がっています。
太陽のフレア(太陽爆発)活動はとても穏やかです。



SOHO衛星EIT284カメラの映像
(c) SOHO (ESA & NASA)

最新映像


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SEC



SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点
(c) SOHO (ESA & NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。