宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/12/ 4 10:32 更新 太陽風は通常レベルで、磁気圏は穏やかです。明日以降の擾乱が予想されます。 担当 篠原 太陽風は速度が緩やかに下がり続け、現在はやや低めの380km/秒になっています。 磁場強度も3nTと弱く、磁気圏はとても穏やかです。 オーロラの活動を示すAE指数のグラフには、ほとんど変化が見られません。 太陽風は今日一日程度このまま穏やかで、磁気圏も静かな状態が続くでしょう。 明日以降、太陽風の乱れが予想されます。 昨日のニュースでもお知らせしましたが、コロナホールの影響が始まります。 SOHO EIT284カメラの画像をご覧下さい。 輪の様にも見える黒い影が、太陽の自転に伴って西側(右側)に移動しています。 そろそろ地球に影響が及ぶ目安の位置に達します。 また、3日9時(世界時3日0時)に発生したM1.6の中規模フレアによるCMEの衝撃波が、 明日の午後以降地球に達すると予想されます。 (SOHO LASCO C3の太陽画像参照) 太陽風の速度が急に上昇し、オーロラが活発になったり、磁気嵐が発生するかもしれません。 太陽のフレア(太陽爆発)活動は、M1.6のフレア以降穏やかになっています。 しかし、707、708の黒点群は今後も小、中規模のフレアを起こす可能性があります。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のLASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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