宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/12/ 1 10:26 更新 太陽風の速度は更に上昇し、650km/秒に上がっています。しかし、磁気圏は比較的穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュース以降更に上昇し、650km/秒とかなり上がっています。 一方、磁場強度は低下に転じ、5nT/秒に弱まりました。 地球は現在、コロナホールによる高速風のまっただ中にありますが、 磁場強度の変化を見ていると、これ以上の速度の上昇はないと思われます。 もう1〜2日程度今の様な高速状態が続き、その後緩やかに低下していくでしょう。 SOHO EIT284カメラには次の大きなコロナホールが太陽面の東側(左側)に見えています。 5日ほど経つと、今度はこちらの影響が現れそうです。 オーロラ活動は、高速風の最中ですが低調です。 太陽風磁場南向き成分の現れている時間が、あまりなかったためと思われます。 オーロラ活動の指標であるAE指数を見ると、 連続的ではありますが、500nT弱の弱い活動が見えている程度です。 高速風が続いている間は、太陽風磁場が南向き成分を強く持つ様になると オーロラ活動が活発になります。もうしばらくは注意が必要です。 太陽黒点は昨日以降も目立った変化は見られません。 C4.8、C1.8などの小規模フレアが発生していますが、引き続きこの程度の活動度でしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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