宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/11/29 11:06 更新 太陽風に乱れが現れています。コロナホールの影響かもしれません。オーロラが活発になりそうです。 担当 篠原 29日3時(世界時28日18時)頃から、 太陽風の速度上昇と、磁場強度の強まりが、ほとんど同時に始まりました。 太陽風の速度は400km/秒から500km/秒へ上がり、磁場は5nTから10〜15nTへ強まっています。 しかも、オーロラ活動のスイッチともいえる太陽風磁場の南北成分が、 南向き成分を強く持っています(ACEの1列め赤線がマイナスに振れている)。 このため、これからオーロラ活動が活発化すると予想されます。 AE指数の変化や、アラスカのライブカメラなどに注目して下さい。 これは、先日からお知らせしていたコロナホールの影響が地球へ及び始めたためかもしれません。 コロナホールの位置関係から考えると、まだ1日程度早そうに思われるのですが、 コロナホールがある程度の規模を持っているので、高速風領域も広がっていたのかもしれません。 コロナホールの影響は3〜4日くらい続くのではないでしょうか。 オーロラの活発化と共に、弱い磁気嵐の発達も考えられます。 今後の太陽風の変化に注意して下さい。 太陽のフレア(太陽爆発)活動は概ね静穏です。 黒点群も規模の大きな群は見られません。 ちょうど最新のデータで、Cクラスの小規模フレアが発生した様ですが、 フレア活動としてはこの程度と思われます。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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