宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/11/28 08:05 更新 太陽風磁場が南を向き続け、オーロラ活動が続いています。太陽は概ね静穏です。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風磁場の南北成分が南向きを続けています。 ACEデータ1列めの赤線を見ると、 -2〜-5nTの南向き磁場が、図の全体に渡って連続的に見られています。 太陽風の速度は420km/秒と、通常のレベルを保っています。 このため、オーロラ活動が活発に続いています。 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフを見ると、 500nT前後の活動が、こちらも連続的に現れています。 太陽風磁場の南寄り傾向が続く間は、オーロラ活動も続きます。 しかし、太陽風の速度が通常のレベルので、 オーロラがこれ以上激しくなることはないでしょう。 磁場の南寄り傾向が終わるとともに、磁気圏も静穏になります。 コロナホールが太陽の中心に来ています(SOHO EIT284太陽画像)。 もう2日ほどで、ここから吹き出している高速太陽風の影響が現れるでしょう。 磁場強度の強まりや、速度の上昇が始まります。 それとともに、オーロラが活発になったり、弱い磁気嵐が発達するかもしれません。 太陽では、小さなCクラスの小規模フレア(太陽爆発)が、 706、707黒点群でそれぞれ発生しています。 引き続きこの程度の活動に留まりそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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