宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/11/27 10:56 更新 太陽風の速度は下がりました。磁気圏は3日程度穏やかになりそうです。 担当 篠原 コロナホールの影響から抜け、太陽風の速度は緩やかに低下を続けています。 現在は400km/秒の通常レベルに下がっています。 磁場強度は7nTとやや強めにあり、しかも、南向きが頻繁に現れています。 このため、弱いオーロラ活動が連続的に現れていた様です。 AE指数を見ると500nT弱の活動が続いています。 太陽風の速度が下がりきってしまったので、今後は穏やかに変化して行くと思われます。 磁場強度も次第に下がって行くでしょう。 次のコロナホールの右端が太陽の中心部に達しました。 ここから吹き出している速度の速い太陽風が、これから3〜4日かけて地球へやって来ます。 11月30日か12月1日頃に影響が現れ始めると予想されます。 太陽風の磁場強度が強まり、速度が上がります。 磁場の南向きが強まると、オーロラ活動が活発になるでしょう。 太陽面では、706、707の2つの黒点群がきれいに並んで見えています。 今の所、目立ったフレア活動は見られていませんが、この両群は発達の傾向も見せています。 Cクラスの小規模フレアを起こす可能性があるそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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