宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/11/24 11:18 更新 太陽風の速度は順調に低下しています。磁気圏は概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は引き続き低下を続けて、ほぼ400km/秒の通常レベルに戻りました。 磁場強度は5nT前後で、こちらも普通の強度範囲です。 太陽風の最新の部分で、速度と磁場に変化が見られていますが、 短期間の変化で終わると思われます。 現在の磁気圏は静穏で、オーロラ活動はほとんど見られません。 最新の部分で、太陽風の乱れに対応する形でAE指数に小さな乱れが観測されています。 ここ数日お知らせしてきましたが、明日くらいからコロナホールの影響が始まると思われます。 SOHO EIT284カメラの太陽画像、中心から右下よりの部分に薄暗くコロナホールが見えています。 コロナホールは太陽の磁場が外部に開いている部分に見えます。 磁場が開いているため、そこから高速のプラズマが流れ出し、速度の速い太陽風を産むのです。 今後の変化は、27日周期の図の10月29日以降の変化を参考にして下さい。 磁場強度の強まり、速度の上昇が起こり、オーロラ活動が活発化されます。 太陽面では、701、704の2つの黒点群が見えていますが、どちらも穏やかです。 SOHO EIT284カメラの太陽画像では、東の端(左端)のやや下寄りに明るい部分が見えています。 ここから活動的な領域が上って来そうです。 昨日から今日にかけて、C2.3、C6.5の2つの小規模フレア(太陽爆発)が発生していますが、 これらはこの東端の領域が起こしたフレアです。 この活動的な領域はやがてこちら側に回って来るはずですので、注目です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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