宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/11/25 10:20 更新 太陽風の磁場が強まり、速度も上昇しています。オーロラが活発になる可能性があります。 担当 篠原 コロナホールの影響が地球に及び始めています。 昨日のニュース以降、太陽風の磁場強度が次第に上昇し、5nTから10nTに上がりました。 続いて速度にも変化が始まり、400km/秒だった速度が500km/秒に上昇しています。 27日前の変化と比べると、約1日早く変化が始まっています。 AE指数を見ると、500nTと小規模ですが、オーロラの活動が現れています。 太陽風の速度が上昇し、磁場強度が強まっているため、 磁場の南向きが強まるとオーロラ活動が活発になる可能性があります。 ACE衛星のデータの最も新しい部分には、-5〜-10nTの強い南向きが観測されています。 これからのオーロラ活動に注目です。 太陽面の東側(左側)から、新しい黒点群が上がって来ました。 活発な黒点群の様で、24日17時(世界時24日8時)にC5.9、 25日2時(世界時24日17時)にC8.2、25日6時半(24日21時半)にC9.8 などの大きめの小規模フレアを起こしています。 今後のこの黒点群の活動に注意が必要でしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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