宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/11/21 11:45 更新 コロナホールのため太陽風の速度が上昇し、オーロラが活動的になっています。 担当 篠原 昨日のニュースで、変化の兆しが見られていた太陽風ですが、 その後、なめらかにというより、階段を上がる様に速度が一段一段上昇し、 現在は600km/秒にまで上昇しています。 磁場強度は昨日以降10nTが続き、ある程度南向きの変化が見られています。 そのため、オーロラ活動も活動的になった様で、 AE指数では500nT前後の変化が継続的に観測されています。 現在は、速度の不連続な上昇と共に、磁場強度が5nTへ弱まる変化が見られています。 南北成分の傾向に注目ですが、強度が弱まったために、 オーロラが激しくなる可能性は減少したと思われます。 27日周期の図で比較すると、太陽風は前周期と類似した変化をたどっています。 もう1日程度高速状態が続き、それから1〜2日かけて速度を下げて行く事になりそうです。 ただし、今回は速度の上昇幅が大きくなっていますので、継続時間にも違いが見られるかもしれません。 SOHO EIT284カメラの太陽画像を見ると、新たなコロナホールが太陽の中央線を横切りつつあります。 3〜4日後頃に今度はこちらの影響が地球に及び始めると思われます。 参考のため、27日前の太陽画像と比較してみます。 すると、今日の図とほぼ同じ位置にコロナホールが見られている事が分かります。 従って、今度のコロナホールの影響も、前周期とほぼ同じ変化をたどるのではないでしょうか。 11月25日に変化が始まりそうです。 太陽のフレア活動は大変穏やかです。 700黒点群が没した後は、ほとんど活動が見られていません。 黒点群はいくつか見えていますが、どれも穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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