宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/11/18 14:59 更新 太陽、磁気圏ともに穏やかです。今後コロナホールによる乱れが発生しそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は400km/秒台を切り、370km/秒まで緩やかに低下しています。 太陽風の磁場強度は5nTと通常のレベルを保っており、 その南北成分は時々ですが、大きく変化しています。 このため、南向きが強まった時にオーロラ活動が活発になっていた様です。 AE指数を見ると、17日15〜21時(世界時17日6〜12時)に、 500nT程度のオーロラの活動が観測されています。 その後は太陽風磁場の南向き成分がほとんど見られないため、磁気圏は穏やかです。 太陽風の速度が下がり続けているため、今後も穏やかな状態が続くでしょう。 SOHO EIT284カメラでは、コロナホール(中心やや右上に暗く見えている領域)が更に西へ移動しています。 ここから吹き出していた高速風が、20日頃に地球に届きそうです。 早ければ明日の午後から影響が現れるかもしれません。 磁場強度が強まって南向きに振れると、オーロラ活動が活発になると予想されます。 影響は2日程度と見込まれます。 太陽のフレア(太陽爆発)活動はとても穏やかです。 唯一やや活動的だった700群も西の縁(右端)に沈もうとしています。 SOHO EIT284カメラの太陽画像を見ると、東側(左側)がかなり明るくなっています。 ここから新しい黒点群が上って来るかもしれません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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