宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/10/15 11:50 更新 オーロラの活動は落ち着きつつあります。太陽風の速度は500km/秒が続いています。 担当 篠原 昨日は一日オーロラがとても活発な状態が続きました。 太陽風の速度は500〜550km/秒と高速状態が続きました。 磁場は強度が5nT程度に弱まって来たものの、 -4nT程度の安定した南向き成分が含まれていたため、オーロラが活動を強めていました。 AE指数を見ると、500〜1000nTの活発なオーロラ活動が続き、 最大では1500nTに達しています。 15日1時(世界時14日16時)頃から太陽風磁場の傾向が変わり、 南向き成分が弱まって来ました。 これに伴ってオーロラ活動も500nT以下のレベルに落ち着いて来た様です。 太陽風の速度は500km/秒のレベルが続いていますが、磁気圏の活動度は低下しています。 太陽風の磁場強度が弱まって来ているので、 太陽風の高速状態もこれから2〜3日かけて次第に下がって行くと思われます。 一方、放射線帯の高エネルギー電子の密度が急激に増加しています。 GOES衛星の観測値では、GOES10で既に警戒値と言われる10の4乗の線を越えています。 今後更に増加すると予想されます。 衛星運用などで障害が発生する可能性が高まって来ますので、ご注意ください。 太陽面では682黒点群が小規模の活動を続けています。 Cクラスの小規模フレアに対する注意が必要な程度でしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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