宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/10/14 11:19 更新 オーロラが活発に活動しています。太陽風の速度は500km/秒に上昇しています。 担当 篠原 昨日のニュース以降、一転して太陽風の速度が上昇しました。 太陽風磁場の南向き成分も強く現れ続けたため、オーロラがかなり活発に活動しています。 ACE衛星の観測によると、13日17時(世界時13日8時)から太陽風の速度は上昇に転じ、 緩やかに500km/秒に達しています。 太陽風磁場は強度が10〜13nTの強い状態が続き、しかも南寄りの傾向が長く続きました。 -5〜-10nTの南向き成分が連続的に現れ、地球ではオーロラ活動が活発化しました。 AE指数を見ると、500〜1000nTの活動が連続的に現れ、 特に13日21時(世界時13日13時)には、2000nTに達する非常に激しい変動が現れています。 極域ではさぞ美しく激しいオーロラが観測されたことでしょう。 その後、太陽風磁場は南向き中心の変化から、南北に振れる様な変化に変わっています。 オーロラは依然活発で、500〜1000nTの変化が続いています。 現在、磁場強度は10nTを切る程度に下がっており、擾乱のピークは越えつつある様です。 この後、磁場強度が更に弱まってくれば、オーロラ活動も低下するでしょう。 それに続く様に、太陽風の速度も低下を始めると思われます。 太陽面では、中心付近に小さな681黒点群が新しく現れ、 東の端(左の端)からは682黒点群が上って来ました。(写真には番号がまだ付いていません) どちらも小規模ですが、682黒点群はCクラスの小規模フレアを起こす程度の活動を見せています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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