宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/10/13 12:01 更新 太陽風磁場の南向きが強まって、オーロラ活動が活発になっています。しばらく注意が必要です。 担当 篠原 ACE衛星の太陽風の観測によると、 13日5時(世界時12日20時)頃から太陽風の磁場が急に大きく南を向く様になりました。 その後-5nT程度の南向きが約7時間続いています。 この間、オーロラ活動が活発になり、AE指数が700〜800nTの変化を示しています。 同時に太陽風磁場の強度が強まっていて、10nTを越えるほどになっています。 南北成分は一旦北を向いたのですが、現在は再び南寄りに戻り、-10nTと強い南向きになっています。 太陽風の速度は低下の傾向にあり、現在は380km/秒にまで下がっていますが、 太陽風磁場が大きく南を向いている間はオーロラ活動が活発な状態が続くと予想されます。 ただし、速度が遅くなって来ていますので、大規模な擾乱に発達する事はないでしょう。 SOHO EIT284カメラの太陽画像では、太陽面右下のコロナホールが過ぎ去りつつあるのが分かります。 ここからの高速太陽風(420km/秒程度でしたが)の影響もそろそろ終わるでしょう。 太陽風速度は更に低下して行くと思われます。 太陽面は昨日同様ほとんど何も見えていません。 X線のレベルも低く、フレア活動はたいへん穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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