宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/10/ 8 06:35 更新 太陽風の速度はとても遅くなっています。磁気圏は静かです。フレア活動も穏やかです。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風の速度は更に低下を続け、 270km/秒とたいへん遅い速度にまで下がっています。 磁場の強度も2nT前後と弱まっています。 このため、磁気圏はたいへん静かになっています。 オーロラの活動を示すAE指数のグラフには変化が全く見られません。 今後も4〜5日間程度穏やかな状態が続きそうです。 SOHO EIT284カメラの太陽画像には、 太陽面左下に暗くはっきりとコロナホールが見えています。 この領域が太陽面の右寄りに移動してくるまでは、 太陽風は落ち着いた状態が続くでしょう。 (突発的な変動が起こった場合は、急に乱れる可能性があります) 太陽面は黒点はほとんど見られません。 X線のレベルも低い状態で安定しており、フレア活動は静穏な状態が続きそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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