宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 7/14 11:04 更新 太陽のフレア活動がとても活発です。太陽風は550km/秒とやや高速ですが、磁気圏は比較的穏やかです。 担当 篠原 昨日以降、太陽のフレア活動(太陽爆発)が急に活発になっています。 昨日のニュースでお知らせしたM6.7のフレア以降、 Mクラスの中規模フレアが4回、Cクラスの小規模フレアが10回観測されています。 発生源は東側(左側)から上って来た649群と、昨日から急に活動的になってきた646群です。 特に646群の急激な変化は注目されます。 ややデータサイズが大きくなりますが、こちらで13日のフレア活動の動画を見る事ができます。 GOES衛星のX線カメラが捉えた映像です。 太陽の左右でフレアが明るく輝く様子は美しくもあります。 今後も、Mクラスの中規模フレアが発生する確率はかなり高く、 Xクラスの大規模フレアに及ぶ可能性もある様です。 太陽風は550km/秒とやや高速な状態が続いています。 磁場強度は5nTを切る程に弱まって来ましたので、オーロラ活動も小規模なものに留まっています(AE指数参照)。 太陽風はこれから更に穏やかになる見込みでしたが、 太陽フレアに伴うCME(太陽ガスの放出現象)が観測されています。 このため、明日の夜以降太陽風が乱れる可能性があります。 大規模な擾乱には発達しないと思われますが、詳しくは明日のニュースで述べたいと思います。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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