宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2004/ 6/17 09:20 更新 太陽風の速度はやや下がって500km/秒になっています。磁気圏は静かです。 担当 篠原 太陽風の速度が500km/秒へやや下がっています。 昨日示したコロナホールの画像や、前周期の太陽風速度の変化から考えて、 もう数日この程度の太陽風速度が続きそうです。 太陽風磁場は強度が5nT。 短期的に南を向いた程度で、AE指数には目立ったオーロラ活動は観測されていません。 今後もこの様な状態が続いて、 磁場の南向きが強まると一時的にオーロラも活発になるという変化になりそうです。 太陽黒点の634群、635群が比較的大きく、複雑な姿を見せています。 昨日Cクラスの小規模フレアを一つ起こしましたが、その他にも小さな活動が続いています。 今後もMクラスの中規模フレアを発生させる可能性がある様です。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|