宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 6/15 10:05 更新 太陽風磁場の大きな南向きは終わりました。しかし、磁場強度は強く、速度も上昇していますので、オーロラが活発になるかもしれません。 担当 篠原 昨日のニュースでお知らせした、太陽風磁場の大きな南向きの変動(ACEデータの赤線)は 14日22時(世界時14日13時)頃に終わりました。 ほぼ一日、最大で-10nTに達する長い南向きでしたが、太陽風の速度が遅かった事もあり、 磁気圏の大きな擾乱は作りませんでした。 AE指数で500nT前後の変化と、沖縄で一時的に-50nTの磁場減少が観測されています。 現在、太陽風の速度は450km/秒にやや上昇しています。 これがコロナホールとして予想していた高速風にあたるのか、この後に更に上昇するのか、 しばらく注視する必要があります。 太陽風の磁場も強度が10nTを越えており、南北成分が激しく変化する事で、 オーロラ活動を活発にする可能性があります。 SOHO EIT284の太陽面では、コロナホールが南側(下側)に薄く広がっています。 このことから、今後しばらく太陽風速度がやや高い状態が続く可能性もあります。 太陽黒点は東側の634群とその下の群がやや活動的な様子を見せています。 Mクラスの中規模フレアを起こす可能性を持っている様です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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